ハイリーなセンシティブのパーソン‐HSPって知ってる?

”繊細”とは無縁だ、と思い込んで生きてきた

Youtubeで『「繊細さん」の本』の要約動画をたまたま観ました。

そこで解説されたHSPの特徴。「思い当たる節がありすぎる…!」ってところから掘り下げてみました。そこから見えてきたのは、自分の特異性と繊細さ、そしてそれを隠して生きようとした”強がり”からくる生きづらさでした。

4つの分類の中では「HSS型HSE(刺激追求+外交的)」っぽさと「HSS型HSP(刺激追求型HSP)」っぽさがあるのではっきりとどっちだってのがわかりませんが、とりあえず刺激追求型っぽいです。

明確に診断できる専門機関や専門家に聞いたわけでなく、あくまで紹介された特徴と自分の思い当たる部分を照らし合わせただけですので悪しからず。

 

ここからは「HSS型HSE(刺激追求+外交的)」「HSS型HSP(刺激追求型HSP)」の特徴ごとに自分語りしますね。

●物事に慎重で深く考える

石橋を叩いて渡る、と親からよく言われてました。考えないと怖い、と言うよりは考えてしまうんですよ、勝手に。

一人でいる時間、運転してようが歩いていようが常に何か考えちゃってます。あれやらこれやら。「何も考えずただぼーっとする」ってことをやったことがないです。やれたことがないです。考えないのって寝てるときか死んでるときだけじゃないかな←

●些細な刺激も情報としてとらえてしまう

よく言えば観察眼と洞察力が鋭い。人の表情や声色、ボディランゲージや目線からその人の感情をなんとなく察知できるらしいです。文章表現や行間すら情報として認識しちゃってありもしない”深読み”に行き着いて勝手に傷つく、なんてことがめっちゃあります。

●共感しやすい、人の気持ちがわかる

「共感性など持ち合わせていない。他人に興味ない。」と言い続けてましたが、人の様子を伺ってタイミングを見計らうとか、「気が利くね」ってよく言われるのはこの辺の能力が備わっていたからでは、と思います。

ただ、この察知能力も精度100%なわけもなく、思い違いってこともあるとのこと。先述の考えすぎと相まって相手がそう思ってないにもかかわらずネガティブにみられてると思い込む傾向もあるそうです。

あとHSPの特性として他人の感情に左右されがちってところがあります。無意識に左右されることを察知して、「人の感情とかわからん」と自分に言いきかせて自尊心を守ろうとしていたんじゃないかと気づきました。

振り返ると女の子から「好き」って言われたのをきっかけに好きになっちゃうとこあったなと思うとまさしく左右されたんかなとも思います。

●5感が鋭い

他の人がどれほどか、なんて全く分かんないです。あと持病的に視覚と嗅覚はよくないと思います。

聴覚と味覚は鋭いかも。痛覚にはかなり敏感で無意識に回避しがち。辛いの苦手だし。触覚も結構敏感なんじゃないかと思います。敏感肌ってわけじゃないけど←。触ったことによっていろいろと感じるものは多いなと。

思うに、決まった店の決まったメニューを頼みがちなのは味覚の刺激を受けたくないって部分から来るのかなと思います。

●人と一緒になって物事を始められる

これは…よくわかんない。信頼できる相手がいないなら一人でもいいし、でも別に一人で始めなくてもいいや、ぐらいに思ってる。一人でなんかやってると寂しいとか思っちゃうのはこれなんかな?

●リーダーシップが取れる

周りに対する察知能力+行動力と人当たりの良さがあいまって気付いたらグループの中心になりがちだそうです。自分で言うのもなんやけど人生経験上こんなことばっかでしたわ←

キャンプに参加すりゃ班長やってたり、だいたい学級委員やってたり、子ども会のリーダー役の大きな研修会に参加してもその中でリーダーポジションになってたり、生徒会長になってたり…「そういう星の下に生まれた」だとか「しゃしゃり出すぎの”シャシャーン”だ」とは結構言われてきましたが、正直無意識です。なにで信頼性を感じてもらってるかは見当つきませんが、そういうことでそうなったんだと思います。

●人から好かれやすい

そんなに好かれてないと思ってます←

人当たりがいいとは言われるし、良いカッコしいなところとなるべく人に不快感を与えたくないなって気持ちは持ち合わせてるので印象は悪くないようにやっていってるんかなと思います。

「黙ってたら好青年なのに」って言われるのは自分のパーソナルがわかってくるとクセが強すぎて距離置かれるんかなと思ったり←

●人との調和が取れないと本領を発揮できない

無意識に人と調和とって協調して物事やってきたんかなと。つっても周りが合わせてくれて成立してたとも思う。単独で何かするよりはパフォーマンス上げられてるって考えるとそうかも。

●些細な言葉で強く傷つく(社交的なのでより傷つきやすい)

「や、相手がどう思ってようが知らんし。俺は俺やし。」と強気に考えてそんなことは無いと装ってきましたが、実はそうでした←

些細な言葉とその場面を根深く記憶してしまって「何がダメだったんだろう」とか「なんであんな言い方されたんだろう」とか思い返し、実体以上の反省と自己攻撃してしまってます。

あとめんどくさいことに「一つ否定・指摘されると自分の全てを否定されたと捉えてしまう」って傾向もあるみたいです。自分はそれだった。だから否定してきたことを否定しようと必死になってたところがあった。そうじゃないし、それはただの思い過ごしって気づかされた。

凹みすぎを回避するためにロックな精神にあこがれを持って、そうしよう・そうあろうとしてあがいてますが、実際はめちゃくちゃ気にして思い悩んでました。

●考える時間も必要だが、考え込むとストレスになる

考えないことができない上に考えすぎちゃうとネガティブなパターンをあれこれ考えすぎちゃいます。結果心が疲れます。

●刺激が欲しいけどその刺激に疲れて、その結果手放す

思い当たるものとしては過去の恋愛。

対人関係で一番刺激的な状態だけど、相手の事考えすぎて気持ちが空回って、別れを切り出そうが切り出されようが最終的にもうどうにでもなってしまえって形で手放す。みたいなことがめっちゃありましたね。

でもその後めちゃくちゃ自己嫌悪して別れた事より深く凹みまくるって状態でした。

相手を思うが故の感情からではなく、性質がそうさせてたってわかってたらそんなことせずにもっと冷静に居れたんかなとも思います。感情の根底にあるものに気づけるといいらしいです。

「あーーもーー、めんどくせーーー!知らねーーーー!」ってなることは多々ありましたね。

●劣等感が強い

はいこれ。これ言われたとたん「あ、そうじゃん」って自分のいろんなことが説明つきました。

他人より劣ってる、本当は自信がない。でもそう思われたくないから自信があるように振舞ってきたし、俺はすごいんだ、と思ってもらおうとかっこつけ続けてきたなと。

実際そうなんですよね。そうじゃない、そうなりたくないって思ってそうしないために自分に言いきかせて自分が傷つかないようにハリボテを作ってそれをかぶっていたんですよ。

自分の嫌なところが目につきすぎるからこそ、そこを隠すための心持ちや言葉・行動をしてきたんだと反省ですね。これ前のブログにも通じてますね

●理想が高い、完璧主義

先述の劣等感にも通じますが、こうあるべきだ、こうならないとダメだ、と思っちゃうんですよね。よく言えば向上心がある。でもその向上心が実は自分へのプレッシャーになってることが多いみたいです。

ことの多くはコントロールしようがない、コントロールできっこない部分まで変えようと思うからそれが出来なくて自分はダメなんだ。。。そう思っていた部分があったんだなと。

●期待に応えようと必死になりすぎる

ここにある期待って、実際に他人からかけられてるんじゃなくて、勝手に相手がこう期待してるんじゃないかって推測した上でそれに応じようとするんですって。

自分の思い当たるところとすると。。。

〇会話の途中で話題を振られるとフリオチがちゃんとしたトークをして楽しませなきゃと思っちゃったり

〇相手にとって自分は有益でないとダメだと思っちゃうあまりに余計なアドバイスをしちゃったり

〇相手の好みにできるだけ近づけようと必要以上に思い悩んだり

潜在意識のなかで承認欲求が強いから、そういう意識になっちゃいやすいみたいです。

劣等感と承認欲求をかかえてるから他人からめんどくさいと思われるし生きづらいなと思っちゃうんでしょうね。


まだまだあるんですが、ホントに長くなりすぎるんでこの辺で。

大まかに言われてる特長に必ずしも当てはまるわけではないですが、そこは無意識に克服してた・無意識に自衛手段を会得していたんじゃないかなと思います。俺すげぇ←

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